自分の気持ちや考えを言葉にすることは、思っている以上に難しいものです。
相手との関係を大切にするあまり、自分の気持ちを後回しにしたり、本当は違うと思っていてもその場に合わせたりすることもあります。また、自分の中にある思いを、どう表現すればよいのかわからないこともあります。
チャクラの考え方では、このような自己表現やコミュニケーション、声や言葉と関わるものとして第5チャクラが挙げられます。
第5チャクラとは?
第5チャクラは、一般的に喉のあたりに位置するとされるチャクラです。サンスクリット語ではヴィシュッダ(Vishuddha)と呼ばれ、スロートチャクラともいわれます。
チャクラの考え方では、第5チャクラは主に次のようなテーマと関連づけられています。
- 声と言葉
- 自己表現
- コミュニケーション
- 創造的な発信
- 自分の真実を伝えること
チャクラは医学的な器官ではなく、古代インドの思想などの中で語られてきたエネルギーの中心という考え方です。
ここでは、第5チャクラを、自分の内側にあるものを外へ表現していくための視点として扱っています。第1チャクラから第4チャクラまでで育まれてきた感覚や感情、意志、つながりを、自分なりの言葉や表現にしていく。その流れを考えるうえでも、第5チャクラは重要なテーマになります。

第5チャクラが象徴する3つのテーマ
自分の思いを言葉にする
第5チャクラの代表的なテーマのひとつが、言葉です。
私たちは日々さまざまなことを感じていますが、それをすぐに言葉にできるとは限りません。自分でも気持ちが整理できていなかったり、相手への配慮から言葉を飲み込んだりすることもあります。
だからこそ、表現する前に、自分が何を感じ、何を考えているのかを知ることが大切かもしれません。
自分の中にあるものを言葉として認識すること。そこから、自分の思いを伝えることが始まります。
自分らしく表現する
自己表現は、人前で話したり、作品を発表したりすることだけではありません。自分の意見を伝えること、好きなものを選ぶこと、文章を書くこと、誰かに想いを届けること。日々の選択や行動にも、その人らしさは表れます。
第2チャクラが創造性や生み出す力と関わるのに対して、第5チャクラは、生まれたものを外の世界へ表現していくことと関わります。
「何を生み出すか」だけではなく、「それを自分はどう表現するか」。ここに第5チャクラのテーマがあります。
伝えることと受け取ること
コミュニケーションは、自分の思いを伝えるだけでは成り立ちません。相手の言葉を聴き、その内容を受け取ることも大切です。自分の意見を伝えながら、相手の考えにも耳を傾ける。必要なことは伝え、相手の言葉も受け取る。その往復によって、コミュニケーションは成り立っていきます。
第5チャクラを考えるときには、「話すこと」だけに目を向けるのではなく、伝えることと受け取ることの両方からコミュニケーションを捉えることができます。
第5チャクラを整えるとは?
第5チャクラを整えることは、話し上手になることでも、自分の意見を強く主張することでもありません。大切なのは、自分の内側にある思いや考えと、実際に表現していることとの間に大きなズレがないことです。
本当は違うと感じているのに、いつも相手に合わせてしまう。本当はやってみたいことがあるのに、自分の気持ちを後回しにする。そうしたことが続いているなら、まずは自分の思いに気づくところから始めてみてもよいでしょう。言葉にすることを急ぐ必要はありません。自分が何を感じているのか、何を大切にしたいのかを丁寧に見つめる。そのうえで、自分に合った方法で表現していくことも、第5チャクラを整えるということにつながります。
第5チャクラから「本来の自分へ還る」
第1チャクラで存在の土台を感じ、
第2チャクラで感情や喜びに触れ、
第3チャクラで意志を育み、
第4チャクラで自分や他者とのつながりを見つめてきました。
第5チャクラでは、そこまでに感じてきたことや考えてきたことを、自分なりの形で表現していきます。
自分の気持ちを知っていても、それをなかったことにしてしまえば、自分自身との距離が少しずつ開いてしまいます。反対に、自分の思いをそのまま相手にぶつけることが、いつも自分らしい表現になるわけでもありません。
自分の内側を知り、相手との関係も大切にしながら、自分にとって自然な形で表現する。そのバランスを探していくことも、「本来の自分へ還る」プロセスのひとつです。
Reπncarnareで大切にしているのは、誰かの理想に合わせて自分を変えることではなく、自分自身を見つめながら、自分にとっての自然なあり方を探していくこと。第5チャクラは、そのための「表現」を見つめるきっかけになります。
まとめ|第5チャクラは自分を表現するチャクラ
第5チャクラは、喉のあたりに位置するとされ、声や言葉、自己表現、コミュニケーションなどと関連づけられています。この記事では、第5チャクラのテーマを「自分の思いを言葉にする」「自分らしく表現する」「伝えることと受け取ること」の3つの視点から紹介しました。
第5チャクラを知ることは、話し方やコミュニケーションの技術だけではなく、自分が何を感じ、何を大切にしているのかを見つめるきっかけにもなります。
自分の内側にあるものを知り、それを自分に合った形で表現していく。第5チャクラは、そんな「表現」のテーマを見つめるチャクラです。
チャクラを実際に見つめてみたい方へ
Reπncarnareのヒーリングセッションでは、チャクラ診断・調整が含まれています。第1チャクラから第7チャクラまでの状態を確認しながら、その時々のご自身に必要な気づきや整えるポイントを一緒に見つめていきます。「今の自分のチャクラはどんな状態なんだろう?」そんな小さな興味からでも大丈夫です。自分自身を見つめる時間を、静かに始めてみてください。